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最近よく聞くFIRE(ファイア)ってなに?

皆さん、こんにちは。

 

日中は相変わらず暑いですが朝夕は涼しくなってきたので多少は過ごしやすくなりましたね。夜は冷房いらずで寒いくらいです。

9月も中旬になると野球の結果も気になりますよね。阪神はどうやらAREしそうですね。オリックスもぶっちぎりで優勝しそうなのでCSも順当にいけば関西対決となるのが濃厚です。関東の野球ファンには少し寂しい秋になりそうです。

 

 

 さて、今回取り上げるのは「最近よく聞くFIRE(ファイア)ってなに?」です。

これは頭文字をとったものです。

 

Financial

Independence

Retire

Early

 

 ということで日本語に訳すと「経済的自立」と「早期リタイア」の二本立てということになります。

アメリカの映画を見ていると40歳くらいで財産を築いて南の島で優雅に過ごすシーンが描かれたりしますが、そんなイメージをFIREに持つかもしれません。このイメージは億万長者になって仕事を辞めるイメージですが、FIREは億万長者になることが目的ではなく資産運用をして経済的な自立を目指そうという考えに基づいています。

 

 それではFIREを実現するために何をするのか?目標金額は4%ルールで算出するというのが一般的なようです。具体的にどのようなことか見てみましょう。まずは1年間に必要な生活費の25年分を計算します。例えば毎月30万円の生活費がかかったとしましょう。1年だと360万円になります。その25年分を掛け算すればいいので9000万円となります。つまり1か月で30万円の生活費がかかる人がFIREを達成するのに必要な資金は9000万円ということになります。9000万円を4%で運用して取り崩せば元本を減らすことなく暮らしていけるので仕事をリタイアしても生活には困らないということになります。

 

 でも9000万円って結構な金額ですよね。そこで生活費の見直しが必要になるでしょう。1か月の生活費を25万円にすれば目標金額は7500万円になります。あくまで経済的自立を資産運用を使って実現することが目標なので南の島で優雅に過ごすことが目標ではないということがこれで分かると思います。

 

 それではなぜ4%ルールなのかを考えてみましょう。これはアメリカの株式市場の成長率が7%程度でインフレ率が3%、その差が4%だからこのようなルールで運用を目指しましょう!ということになったようです。日本だと成長率もインフレ率もアメリカとは違いますが資産運用の利回りとして4%を目標にするのは実現可能性が高いので妥当な数字ではないかと個人的には思っています。ちなみに25年分の根拠は100÷4=25ということです。

例えば運用利回りが5%であれば20年分の生活費を目標にするということになります。利回りを高く設定するとプラスもマイナスも振れ幅が大きくなるのでリスクが高すぎます。4か5%が妥当ではないかと思います。

 

 今回はざっと概要の説明をしました。次回はもう少し本質部分に迫った内容でまとめてみます。この記事の内容がためになったという方は応援の意味を込めて下のボタンをぽちっと押していただけると幸いです。 にほんブログ村 経営ブログ ファイナンシャルプランナーへ
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