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来年から始まる新NISAはどのように活用したらよいのでしょうか?

皆さん、こんにちは。

 

 

 今日はスポーツの日ですがあいにくの雨でスポーツを楽しむような天気ではありません、残念ですね。昨日はラグビーW杯で日本がアルゼンチンに惜敗でした。拮抗した試合だったので勝てるんじゃないかとワクワクハラハラしながら観戦をしておりましたが残念な結果に終わりました。これを機に日本代表はもっと強くなると思いますので頑張って欲しいと思います。ちなみに今大会の3位が確定したので次回のオーストラリア大会の出場権は獲得しました。

 

 

 さて、今回取り上げるのは巷で大いに話題になっている新NISAについてです。連日TVやラジオでも取り上げられていますしYoutubeなどでも頻繁に取り上げられています。全くのシロウトの方でもNISAはやったほうがいいんだろうな、という雰囲気が出来上がってきています。では、このブログで何を取り扱うのか?NISAの口座は開いたけど枠をどのように活用したらよいのかについて参考になればということで情報を提供します。

 

 この図は金融庁のHPにあります新しいNISAから引用しました。皆さんもご自身で全く同じものをご覧になれます。制度としてつみたて投資枠という現在のつみたてNISAに対応した枠が1年間で120万円分あります。成長投資枠は現在の一般NISAに対応した枠で1年間に240万円分あります。

ポイントは以下の通りです。

 

①枠の併用が可能になった。

この枠は現在はどちらか一方を選択しなければいけないのですが新制度は両方を同時に活用することが可能になりました。

 

②口座開設期間が一生涯になった。

恒久化と書いてありますがこの制度を一生涯活用することが可能になったという意味です。現行制度は一般NISAだと5年間でつみたてNISAだと20年間運用が可能でした。現行制度はNISA口座を開設する期間も指定されていましたが新制度はいつ始めてもOKとなったのはありがたいですね。

 

③枠の再利用が可能になった。

これに関しては「素晴らしい!」の一言です。現行制度と比較しないと意味が分からないと思いますので説明します。現行制度は一般とつみたてで枠の限度額が決まっています。ここではつみたてNISAを例に説明します。

1年間に40万円の枠があります。資金に余裕がある場合はコンスタントに40万円づつ積み立てしていきます。ある時、急に大きな資金が必要になった場合に取り崩したとします。10年積み立てて400万円あるものを1年分の40万円取り崩したとします。現行制度は取り崩した40万円の枠を復活させることはできません。しかし、新NISAはこの枠が復活できるのです。一生涯で1,800万円という枠内であれば復活が可能になりました。これが画期的で素晴らしいということなのです。簿価残高方式と金融庁の説明に書いてある内容ですが簡単に言うと購入した時の金額という意味です。購入時に40万円だったものが運用に成功して80万円になったとします。この80万円を取り崩しても購入時の金額は40万円なので枠の復活は40万円分が次年度に復活します。次年度というのがポイントなので覚えておいてください。

 

 このように様々なメリットがありますのでご自身のライフスタイルと余裕資金がいくらかをしっかり把握して積極的に制度活用されることをおススメします。次回からタイプ別に具体的な活用方法を検討していきます。

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