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新NISAをうまく使うための方法論

皆さん、こんにちは。

 

 あと10日で10月も終わろうとしているのに相変わらず日中は暑いですね。

最近大学や高校でお金の教育ということで登壇する機会が多いのですが、学校に行くときに未だに半そでシャツのクールビズ・スタイルで伺っています。そんな恰好で行っても「寒くないですか?」と言われることはありません。異常気象なんだなと実感しております。

 

 さて、本日取り上げる内容は「新NISAをうまく使うための方法論」です。新NISAについては前回のブログで概要説明をしておりますのでこちらのリンクからお読みいただけると幸いです。

新NISAの概要を押さえていただいたうえでこの制度をうまく活用して資産を増やすにはどのようにしたら良いかについて考えてみます。

 

 これは私が考える最適解ということでお読みいただきたいと思います。一生涯に使える枠が1800万円ありますが、このブログをお読みの方はおそらく投資初心者の方だと思います。ということは常に日経新聞を読んで会社四季報を毎回買ってどの株を仕込むかと検討されるような方ではないと思います。でもNISAは話題になっているしやってみたいんだよな、と考えてらっしゃる方だと思います。

 

 ずばりつみたて投資枠をフル活用しましょう!投資信託というプロが運用する商品に乗っかって貯金感覚で毎月一定金額をコツコツ積み立てしていきましょう!積み立ての効用もこのブログで取り上げていますのでこちらのリンクからお読みください。時間を味方につけて高値掴みをせず、安い時に多く購入することができます。

 

 それでは積み立てをしたとしましょう。積み立てたお金はその後どうなっていくのかというゴールが見えないと不安だし、やりがいもないと思います。そこでどのくらいの運用成績でどのくらいの期間お金を運用するとどのくらい増えるのかという目安をお伝えします。

 上記2つの法則をご紹介します。自分の年齢とどれくらいリスクを取れるかということを検討しながら長い時間を使ってお金を育てる考え方です。実際に数字を当てはめてみます。例えば20代で時間を長く使って投資し初心者なのでそれほどリスクを取らずに3%の運用を目指して毎月2万円を貯蓄感覚で投資したと仮定しましょう。

 

126の法則

126÷3%=42年間でお金が2倍 2万円×12か月×42年=1,080万円が元本なので42年後に2,160万円になるという計算です。大学を卒業して23歳から始めたとしたら定年退職する65歳に2,160万円にお金を育てることが計算上できます。実際は様々なリスクがあるので増える場合もあれば減る場合もあるという前提で決断してください。

 

例えば35歳で投資のことは何となく理解できていて余裕資金もそれなりにあると仮定します。リスクを受け入れて30年後に3倍の資産形成を目指して毎月5万円を投資したと仮定しましょう。この場合の目標運用利回りは6.33%となります。

 

190の法則

190÷30年=6.33%で運用するとお金が3倍 5万円×12か月×30年=1,800万円が元本なので30年後の65歳の時に5,400万円になる計算です。この計画で行くと新NISAの枠をつみたて投資枠で全て使い切って運用することになります。

 

 このように長い時間をかけてお金を大きく育てることができる時間をお持ちの方は必要以上に一喜一憂しなくて済むつみたて投資を検討してみてはいかがでしょうか?次回のブログでは商品選びはどのようにしたら良いかについて取り上げます。

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