皆さん、こんにちは。
今朝8時からロサンゼルス・ドジャースに入団が決まった大谷翔平選手の入団会見が行われています。全米が注目する日本人はプレーの内容もさることながら人柄や契約金総額、そしてそのもらい方など話題に事欠きませんね。ひょっとすると今回のポスティングの目玉である山本由伸投手がドジャースに入団する可能性も無きにしも非ずです。今後の動きをつぶさに見ていきたいと思います。
さて、12月も残り半分となり何かとあらゆることがバタバタするタイミングですね。私はめったに風邪をひかないのですが、寒暖差が激しく、出張などもあり仕事をする場もマチマチなので体調を崩してしまい先週末は家で寝込んでいました。熱は引いたものの鼻風邪はまだ治らずに長引いております。皆さんも体調管理には気を付けてください。
このタイミングでバタバタしがちなものの一つに「ふるさと納税」があります。すでにご経験がある方も多いでしょう。簡単に言ってしまえばご自身の年収に応じてふるさと納税の限度額を把握し、その額に応じて地方自治体の提供する産品やサービスなどに寄付をします。そうすることで返礼品をいただくことができます。このふるさと納税はその年の1月1日~12月31日に行なったものを翌年に税務の手続きを行なうことで寄付した額が所得税や住民税から控除される仕組みです。
ポイント
①名称はふるさと納税ですけど「納税」ではなく「寄付」です
→自分の住んでいるところに納めるのが住民税で所得税は国に納めるものです。ふるさと納税はご自身の出身地であったり、応援したい地方自治体があったらそこに「寄付」するというものです。自己負担額で2000円はかかりますが、それ以上支払った寄付額に関しては所得税や住民税から控除されます。
②ふるさと納税では「節税」はできません
→ふるさと納税解説本やYoutubeなど一部に節税効果があるような内容のものが散見されますが「節税」はできません。節税とは支払う税金を抑えることです。控除額が増えるとかそういうものではありません。どうせ税金を払うのであれば何か恩恵が欲しいな、と思うのが人情です。ふるさと納税という自治体への寄付をすることで肉や魚や野菜や果物、米、飲料、家電製品などの返礼品をいただけるのであれば使わない手はありませんね。
③ふるさと納税をやり過ぎると自分の住んでいる自治体の税収が減り住民サービスの低下を招く
→ふるさと納税がなければ住民税から控除する必要もないので税収が減ることはありません。しかし大量の住民がふるさと納税をしすぎると住民税の歳入がプラスでもよその自治体に大量に寄付することになるので歳入が激減してしまいます。そうすると住民サービスに回せるお金が無くなり生活の質が下がることになります。実際ニュースでも世田谷区や横浜市などの収入で困ることがない自治体がふるさと納税の影響で苦しんでいると報じられたことがあります。何事もバランスが大事ということですね。
制度としてあるものですから有効に活用して生活に彩りを与えることは重要だと思います。自分はどれくらいふるさと納税ができるかという簡易計算機もふるさと納税の商品を購入するサイトなどにありますので大まかな目安をつかんでいただきたいと思います。
確認
①ふるさと納税の申し込みは12月31日までです。控除申請の手続きは確定申告で行う場合は2024年2月15日~3月15日までに行います。
②ワンストップ特例制度というものがあります。これは確定申告が必要ない給与所得者で、ふるさと納税の寄付先自治体が5自治体以内で、寄付先の自治体に翌年1月10日までに申請書を必着で送付する必要があります。この条件を満たせば確定申告をしなくてよいので大幅に手間を減らせることができます。
残り期間はわずかですがまだ間に合いますので、手続きをしていなかった方はチャレンジしてみてください。今回も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。今回の記事が参考になった、タメになったという方は下のボタンをぽちっと押していただければと思います。