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新入社員の方に意識して欲しいお金のこと

皆さん、こんにちは。

 

 今日は4月1日で新年度の始まりです。会社では新入社員を迎えて入社式が行われていることでしょう。期待と不安を胸に抱え、これからの社会人生活を実りあるものにして欲しいと思います。ところで新入社員の方は新聞を読みましたか?学生時代は読むことはなかったかもしれませんが社会人になったら情報収集の1ツールとして活用されることをおススメします。

 

 

 ちなみに毎年4月1日はサントリーのメッセージ広告が掲載されます。メッセージの筆者は伊集院静さんという作家でした。過去形にしたのは伊集院さんが昨年11月にお亡くなりになられたので今年のメッセージに新しいものを書けなかったのです。今年はメッセージ広告第1回の2000年4月のものが掲載されています。大変味わい深いものなのでぜひ目を通していただきたいと思います。

 

 さて、今回はお給料を稼ぐ社会人として賢くお金と付き合う基本の「き」をお伝えします。

それは先取り貯蓄です。5月に初めてのお給料をもらう前に給与明細の見方を確認しましょう!

 皆さんがお給料をもらうときにこのような明細をもらいます。支給金額が収入部分です。就職を決める際に求人票で基本給と手当の合計額で判断されたと思いますが、この金額がそのまま自分の手元に入るわけではありません。控除といって差し引かれる部分があります。その主なものが社会保険と税金です。保険と書いてありますが実質税金と考えてください。日本国民には納税の義務がありますので給与の額に応じて税負担が発生します。

 このように収入から社会保険と税金を差し引いた金額を可処分所得といいます。馴染みのある言葉で言うと「手取り」ですね。この手取りは自由に使えるお金なので、これをやりくりして家計を管理することになります。私もそうだったのですが、学生時代に比べて大きなお金を使えるようになると稼いだお金を全部使ってしまうことがよくあります。買いたいものが買えるこの自由は素敵ですよね。しかし、将来の不測の事態に備えることも自己責任で必要になります。そこで先取り貯蓄をすることをおススメします。

 仮に手取り金額が20万円だったとします。この2割を先取り貯蓄として強制的に使わないお金に回すとしたら4万円が貯蓄に回ります。手取りの2割はFPの教科書的によく言われることですが、私個人的にはもう少し緩くしてもいいかなと思っています。収入が少ない入社2~3年目くらいは15%にしてもいいかもしれません。いずれにしろ手を付けないお金を作ることが重要です。その貯蓄はすぐに使えないように定期預金にしたり会社の制度として財形貯蓄があれば活用したり、貯蓄ではないですが資産運用に興味があればNISAでつみたて投資枠を使うのもいいでしょう。ちなみに社会人1年目は今までが学生だったので収入がなかったので住民税がかかりません。この1年間は住民税を納めていない分を貯蓄に回せますのでだいたい1万円くらいは余分に貯蓄してみましょう!

 

 今日はこれで終わります。このブログが参考になった、タメになったという方は応援の意味を込めて下のボタンをポチっと押していただけると幸いです。今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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