皆さん、こんにちは。
今年の桜の開花は例年に比べて遅かったですね。しかし、入社式や入学式のタイミングで綺麗に咲き誇っていて素晴らしかったですね。でも先日の暴風雨であっという間に散ってしまいました。ドイツの作家ゲーテが著した戯曲「ファウスト」の有名なセリフである「時よ止まれ、汝は実に美しい」という思いが良く理解できました。美しいものや良きことは不変ではないということですね。
さて、本日のお題は新紙幣についてです。新紙幣の発行は2024年7月3日に決まりました。この日は水曜日です。7月1日なら月の初めだし月曜日だしキリがいいような気がするのですが、なぜか3日の水曜日になりました。今回の新紙幣の肖像は1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎です。上記の紙幣イメージは財務省のホームページに掲載されていたものを私が見やすく編集しました。流通する紙幣はこんな感じのものなんだなということをご確認ください。
紙幣のイメージは20年おきに変えるようです。私が物心ついた時の紙幣は千円札が伊藤博文、5千円札と1万円札が聖徳太子でした。この当時は5百円札というのがありまして岩倉具視でした。お年玉でもらったときに嬉しくないやつでした。1984年に紙幣が変わり千円札は夏目漱石、5千円札は新渡戸稲造、1万円札は福沢諭吉でした。そして2004年に千円札が野口英世、5千円札が樋口一葉、1万円札は慶応三田会の圧力かわかりませんが福沢諭吉のままでした。
なぜ紙幣をある一定の年数で変えるのか?
平たく言うと偽造を防止するため。製造技術も偽造の技術も向上しているのでアップデートする必要があるということでしょう。財務省のホームページに記載されている内容を要約するとこんな意味になると思います。
ホームページには書いてはありませんがタンス預金を市中に吐き出させるため、という意味もあると思います。旧紙幣でもお金としての効力は変わりませんが心理的に新しくしないと使えないんじゃないかいう気持ちは芽生えるでしょうから消費に回ったり銀行で両替したりという動機には充分なるでしょう。デザイン的にも現行紙幣のように「壱萬円」という漢字はサブ的に使われ「10000」とデカデカとメインで表示されるようになりました。これは訪日外国人にも配慮するといった意味があるようです。時代が変わったことを紙幣で感じる時代になりました。しかし、コロナ禍を経てキャッシュレス化が進んでいるので紙幣の役割も段々減っていく時代になるような気がしています。
いずれにしてもお金を介して商品やサービスを購入していくので現金を利用してもキャッシュレス決済でも無駄遣いをせず賢くお金を使う癖をつけていくことは大切なことですね。今日はこれで終了します。今日のブログが参考になった、タメになったという方は下のボタンをポチっと押していただけると幸いです。今日も最後までお読みいただきありがとうございました。