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物価は上昇し賃金は実質マイナスが続く

 

皆さん、こんにちは。

 

 来週の金曜日はいよいよパリ・オリンピックが開催されます。前回の東京オリンピックでは日本選手が大活躍したので今回もたくさんのメダルを取っていただきたいと心から願っています。しかし、今回は全くオリンピックが盛り上がっていないと私は感じていますが皆さんの熱量はいかほどのものでしょうか?いずれにしろオリンピックは確実に開催されるので頑張っていただきたいと思います。

 

 

 さて、今回は「物価は上昇し賃金は実質マイナスが続く」ことについて書きます。早速今日19日に総務省から発表があった6月の消費者物価指数が前年同月と比較して2.6%上昇しました。コロナが明けて物価は上昇を続けていますが、まだまだ上昇しているということがわかります。この消費者物価指数は物価剣道の激しい生鮮食料品を除いた物価指数で上昇が顕著だったのが電気代で13.4%も上昇したそうです。電気代やガス代の負担軽減策が縮小した影響が大きいですね。

 

 これに対して賃金の方ですが前年同月より1.4%減り過去最長を更新する26か月連続のマイナスを記録しています。今年の春闘は賃上げ春闘だなどとマスコミが景気良く報じていました。しかしあれは日本を代表するような大手企業が賃上げをしたということであって、日本の99.7%を占める中小企業までは賃上げが進んでいないので生活実感としては豊かになったという実感が乏しいと言えるでしょう。

 

 これらの問題は政治が絡んでくるので我々がどうこうするというと選挙に行って誰かを当選させるか落選させるという意思表示しかありません。給料を上げてもらおうと一生懸命頑張ったところで取引先が値上げを飲んでくれないと、あるいは経営者が利益を従業員に還元してくれないと賃上げは行われません。自分でできることには限界があります。そうするとできることは何かを考えると収入に見合った支出を検討して無駄な出費を抑えて賢い消費を行なうことです。そして貯蓄を作ること、その中から少しでも投資をして資産を増やすことを自己責任で考えなくてはいけない時代なのだ、ということを強く実感します。皆さんも自分事として捉えて自分ができることを地道にやっていくことが大切になります。それでは今回のブログはこれで終了します。

 

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