皆さん、こんにちは。
本日は79回目の終戦記念日ですね。英霊の御霊に現在の日本の繁栄の礎を築いていただいたことに感謝をしましょう。これだけ平和だとそれが当たり前になっていますが困難な時代を乗り越えて今があることを忘れてはいけないと思いました。
8月に入っていろんなことがありましたね。8月5日の「令和のブラックマンデー」は新しいNISAが始まり投資を初めてやるという人が増えた年だったのでショッキングな出来事に思った人は多くいたのではないでしょうか?でも蓋を開けてみると株価は戻ってきているので継続的にコツコツと積み立てを続ける意義を身をもって体感された方も多いと思います。株は上がりっぱなしも下がりっぱなしもないので覚悟を決めたらコツコツ積立投資を継続していってほしいと思います。
さて、今回取り上げた内容は「自分のお給料から税と社会保険をいくら払っているか」ということです。私もサラリーマンを14年ほどしていたので実感としてありますが税金をいくら払って社会保険料の負担がいくらかなど、全く知りませんでした。給与明細をしっかり見ればわかることなんですが、そんなことに興味を持っている人は少ないのではないでしょうか?一番大事なのは使えるお金がいくらあるのか、ではないでしょうか?
FPになる前の私は毎月決まった給料が安定的に自分の口座に入ってくるのでATMでいくら残っているかにしか興味がありませんでした。その頃は投資などしていませんし貯金という概念もありませんでした。まさに「宵越しの金は持たぬ」を地で行ってました。しかし、そんな私もサラリーマンを辞めて独立すると毎月決まった金額が口座に振り込まれる訳でもなく納税は確定申告をしなくてはいけません。そうすると社会保険料がいくらで(社会保険料控除というのがあるのでしっかりいくら払ったかを認識します)納税額はいくらとはっきり認識するようになりました。
そうするとこの税金はどのように使われているのかを意識するようになり政治を見る目も変わってきました。この意識が日本人は希薄だから政治家が何しようが気にしないのではないかと思いました。昨日、岸田総理が9月の総裁選不出馬を決めましたが一般の人には「だから何なの」くらいの印象しかなかったのかもしれません。
だからこそ今一度、自分の給与明細をしっかり見てください。社会保険料(健康保険と年金)と税金(所得税=国に納める税、住民税=自分の住んでいる自治体に納める税)はどうなっているのかをしっかり確認しましょう。不満があったら声に上げましょう。それらを投票行動で示せば政治家もいい加減なことはしなくなります。ちなみに額面収入に占める税金と社会保険の割合を家計負担率と言います。この家計負担率が直近の数字で28.1%となっています。単純に実際に使えるお金は7割程度ということです。同じ基準で比較できる1994年以降の数字で過去最高の負担率となっています。だからこそ、どうすれば節税できるか、社会保険でカバーできることは何でできない部分は民間の保険でカバーすべきかなど根拠をもって金融商品に向き合えばお金と賢く付き合えるようになります。ちょっとしたひと手間ですが掛けてみるべきではないでしょうか?
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