皆さん、こんにちは。
昨日の東京の雨はすごかったですね。マンホールのふたが宙に浮くくらいの雨量って漫画とかでしか見たことないので、その場に遭遇したら危ないなと思ってしまいました。温暖化で日本も亜熱帯気候になってしまったのかもしれませんね。まだまだ酷暑なので今回と同じようなゲリラ豪雨は今後もあるはずなので心の準備と雨具の準備をしたいと思いました。
さて、今回取り上げるのは生命保険の一種である収入保障保険です。名称を聞いたことはあるでしょうか?保険に詳しい方は知っているかもしれませんが、そんなに知っている人はいないと思います。保険は一般的に死亡を保証する定期保険が知られています。このブログでも「貯蓄は三角、保険は四角」という内容で取り上げました。
そもそも結婚して子供が生まれたらその子供が大人になるまで親は子育てをし、教育を受けさせなくてはいけません。子供が育つ前に親がなくなってしまった場合、その後の生活費や教育費を補うために死亡保険は存在します。死というリスクに備えるということです。この資金を貯金で賄うためには年数をかけて貯めていかなくてはいけません。貯めている間に死んでしまったら生活費や教育費を補うことはできず家族は路頭に迷ってしまいます。だからこそ、すぐに保障がが受けられるように死亡保険に加入すれば万が一の時にも保障が受けられるわけです。
ここで収入保障保険は何のためにあるのかを考えるために下の図をご覧ください。
例えば結婚して子供が生まれたタイミングの30歳で保険に加入したとします。左側が一般的な定期保険です。万が一、30歳で亡くなったとしてもすぐに保険金を受け取ることができます。例えば3600万円の死亡保険金が受け取れるように設定していたら亡くなって保険金請求をすれば3600万円を受け取れます。保険期間中であればいつでも3600万円の保険金を受け取ることができます。これに対して右側の収入保障保険は一括受取ではなく年金で受け取ることになります。どういうことかというと亡くなった時に毎月10万円で年間120万円の保険金を受け取る契約をしたとします。30歳で亡くなった場合は60歳まで30年間あるので120万円を掛けると3600万円を30年かけて受け取ることになります。亡くなったタイミングが45歳だとしたら残り15年分の1800万円を15年かけて受け取ることになります。保険金額が少なくなりますが子供の成長に合わせて教育費負担が減っていくのでそれに合わせて保障額が減っても特に問題はないと思います。その分、保険料は定期保険よりも安くなります。
定期保険はすぐに保険金を受け取ることができて、どのタイミングでも同じ保険金を受け取れるメリットはありますがその分保険料が高くなります。収入保障保険は家族のライフステージに合わせて受取金額が減っていきます。若手社員で収入が低いタイミングの時に仮に亡くなっても生活に必要と思われる自分が設定した金額が毎月振り込まれます。保障期間が長く設定されるので残された家族が路頭に迷うことはないでしょう。子供が大きくなって大学生になったタイミングで亡くなった場合、残りの教育費はわずかなのでそれまでの貯蓄で賄えるかもしれません。保障される期間が短くなっても生活費や教育費は目途がつくので困らないはずです。保険金額は減りますが保険料を減らせるメリットがあります。
このように検討材料が増えれば自分たちにとってどちらにメリットがあるかを考えて納得の上、保険を契約すれば後悔はなくせると思います。保険は安心を買う商品です。どのくらいの安心をどのくらいの期間必要なのかしっかり考えれば自分に合った最適な保険に加入できますので人手間かけて検討してみてはいかがでしょうか?当事務所では保険は販売しません。ライフプランの相談に合わせて何が最適化をお客様が考えられるように客観的な情報提供をいたします。
ご関心があればお問い合わせいただきたいと思います。
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