· 

改めて考える積立投資

 皆さん、こんにちは。

 

 昨日の9月4日は日経平均株価が1638円70銭下げて37047円61銭となりました。1か月振りの大幅な下げ幅だったのでびっくりされた方も多かったのではないでしょうか?8月5日に令和のブラックマンデーと言われる過去最高の下げ幅(下落率では過去2番目)を経験しているのでそこまで慌てることはなかったかもしれません。株価に上下動はつきもので乱高下もあり得るということです。

 

 ここで改めて積立投資について考えてみたいと思います。冒頭の画像は積立投資の時に必ずと言っていいほど出てくる「ドル・コスト平均法」という考え方です。毎月定額で購入することで高いときには少なく、安いときは多く購入することで平均購入単価を抑えるというものです。決まった量を購入(定量購入)する場合は、その時々で値段が違うので平均購入単価が高くなってしまう可能性があります。投資に対するスタンスは人それぞれだと思いますが、投資初心者で長い時間をかけてお金を育てようという意欲のある方は「ドル・コスト平均法」で資産を形成されるのが難しくなくて良いのではないかと思い、改めて紹介しました。

 

 積立投資をすると将来どのようになるのかを確実に予測するのはほぼ不可能です。しかし大まかな目安が欲しいというのは人情だと思います。そこで「126の法則」という考え方をお伝えします。これは「投資信託などで積立投資をした場合、どのくらいの運用利回りでどれくらいの期間運用すれば資産運用額が投資元本の2倍になるのか」を計算しやすくしたものです。

 

126÷運用利回り=運用資産が元本の2倍になる年数

 

126÷運用資産が元本の2倍になる年数=元本を2倍にするために必要な運用利回り

 

例えば30歳の方が今年からNISAのつみたて投資枠を活用して30年後に運用資産を倍にしたいと考えたとしましょう。この場合は以下の式から

 

126÷30年=4.2%の運用利回りが必要

 

このようになります。

 

 今の自分の目線から将来のライフプランを考えるにあたって、どれくらいの資金が必要かを考えるときに必要な年数や必要な運用利回りの目安がわかります。実際には起こりうるライフイベントや仕事で得られる収入と日々の生活での支出などトータルに考える必要があります。これらを検討したうえで投資したほうがいいのか、しなくても目標達成できるのかを選択していただければよいと思います。もし、投資をするのであれば目先の上下動や乱高下に左右されず長い時間をかけてお金を育てると良いのではないかと思います。不安なことがあれば当事務所で相談を承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。→相談はココをクリック!

 

 今回の記事がタメになった、面白かったと思われた方は下のボタンをポチっと押していただけると幸いです。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

にほんブログ村 経営ブログ ファイナンシャルプランナーへ
にほんブログ村

FP事務所 あなたの家計のパートナー

 

Web対応専門のFP事務所

夜間・土日祝メインのFP事務所

団塊Jr世代に強いFP事務所

雇用情勢とお金の関わりに詳しいFP事務所

おひとりさまの不安を解消するFP事務所

金融教育・講演が得意なFP事務所

 


Copyright© FP事務所 あなたの家計のパートナー , 2023 All Rights Reserved.