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資産ポートフォリオって何だろう?

皆さん、こんにちは。

 

 いよいよ来週の18日と19日にMLBの日本開幕戦ドジャース対カブスが行われます。私はそのどちらも仕事なのですが可及的速やかに帰宅してテレビで観戦したいと思っています。おそらくそんな人がかなり多いのでしょうから世の中的にはこの日ばかりは残業せずに家路へと急ぐことになるのだと思います。

ちなみに本日の深夜にシカゴ・カブスが来日し本日はロサンゼルス・ドジャースが来日するとのことです。早く試合が見たいですね。

 

 さて、本日は「資産ポートフォリオって何だろう?」ということについて取り上げます。あまり聞かない言葉なので正直よくわかりませんよね。まずは言葉の意味について確認してみます。

 

資産ポートフォリオ=株式や債券、不動産など複数の資産の組み合わせのことです。

 

 分散投資の観点からリスクを分散して抑制しつつ収益を上げるためにポートフォリオを作ります。

言葉の意味としては複数の資産を組み合わせて資産運用するのだなということがイメージできたかと思います。株式だけの場合、株価が好調であれば資産は増えますが大暴落が起きれば一気に下がります。その上下に動くリスクを減らすために例えば債権を組み入れてポートフォリオを作成します。そうすると株式とは違う値動きをする債権を組み入れたことで株式オンリーのポートフォリオに比べて大きな上下動を抑制することができます。このように組み入れる資産やその割合を調整することでリスクを抑制することが可能になります。

GPIFのポートフォリオ

 資産ポートフォリオの説明をする際によく引き合いに出されるのがGPIFという年金積立金管理運用独立行政法人のポートフォリオです。この法人は我々の年金積立金を運用する団体なので過剰なリスクを負うことができません。さりとて全くリスクを負わず運用していては資産を増やすことができません。そこでリスクとリターンのバランスを考えて以下のようなポートフォリオを組んでいます。

出所:GPIF HPの2024年度の運用状況より
出所:GPIF HPの2024年度の運用状況より

見た目にもシンプルな内容でわかりやすいですね。

 

国内資産50%、外国資産50%

株式50%、債券50%

結果として国内株式25%、国内債券25%、外国株式25%、外国債券25%となっています。

 

 この形をキープして運用しています。各資産が常に25%をキープできるわけではないので増えた資産を売却してその資金を減った資産に充当するために買い入れます。そのような行為をリバランスと言います。リバランスしながら1/4の配分を維持して運用しているわけです。ちなみに5年に一度、資産ポートフォリオの見直しがあります。今年がその年にあたるのですが今までと同様のポートフォリオを維持するということになったと報じられました。これから5年間はこのポートフォリオが維持されます。それではこのポートフォリオで運用した結果はどのようになったのでしょうか?

 出所:GPIF HPの2024年度の運用状況より
出所:GPIF HPの2024年度の運用状況より

 このデータによると2001年の運用開始以来、年率で4.4%の運用利回りがあるということがわかります。銀行預金でこの年利は考えられないのでリスクを負いつつもコントロールして資産運用すればこのくらいにはなるという一つの目安になると思うので参考にしてください。GPIFのポートフォリオに近づけることを目標にした投資信託でi Free年金バランスという商品があります。そういった商品を活用して積立投資をするのも一つの手と言えるでしょう。

 

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