
皆さん、こんにちは。
関東の桜はいよいよ葉桜になっていきますね。雨もたくさん降ったので花びらも散ってこれからだんだん暑くなっていくんだなということを実感しております。この2週間は家庭菜園での苗の植え付けを行ってました。天気予報とにらめっこで雨が降る前に植え付けをして天然のシャワーを浴びてもらうことで苗がすくすく育つことを期待して植えました。大きく育って実がたくさんなればいいなという希望を持っています。
プラチナNISAとこどもNISAが創設されるかもしれません
今朝の日経新聞1面に「プラチナNISA創設へ」 金融庁、高齢者向けに毎月分配型追加
という記事が掲載されていました。この見出しにある「毎月分配型」とは何かということなのですが投資信託で分配金を出すときは利益剰余部分から分配金を出します。毎月利益が出ない場合も当然あるのですが、その場合は投資信託の資産から分配金を出します。こんな感じのイメージを持っていただければいいかなと思います。

メリットとしては毎月分配金が出ることです。特に高齢者の場合は年金だけでの生活は厳しいので分配金が毎月出ることは大きなメリットと言えるでしょう。対してデメリットは資産を分配金で放出していくと元々の資産が減るので中長期の資産形成にそぐわず複利の効果が減ってしまうことです。このような理由からNISAのつみたて投資枠から商品を除外したのに別枠のNISAを創設することで容認するようです。この案は2026年度税制改正要望に盛り込まれるとのことです。

さらに日経電子版の記事にはこんな見出しもありました。
「こどもNISA創設」、金融庁が税制改正要望へ 実現には壁
実は2024年1月から新NISAといわれる現行制度が始まりました。その前年まであったジュニアNISAのようなものを新NISAで復活させるということのようです。現在のNISAは18歳以上の成人である日本国民がこの制度を使うことができます。それ以前の年代にはこどもNISAを創設するのでそちらの枠で資産形成できるようにします、ということです。なぜこのようなものが必要なのか?考えられるのは祖父母が孫に贈与する際にこの枠を活用したり、子供の教育資金を長い時間をかけてコツコツ形成したい親に活用してもらうことを想定しているのでしょう。そういうわけでこどもNISAはつみたて投資枠を使う予定だそうです。こちらもプラチナNISA同様2026年度税制改正要望に盛り込まれます。
制度の拡充は喜ばしいことです。個人的にはせっかく新しい制度になってシンプルに使い勝手が良い制度になったなと思っていました。そこに増築するようにゴチャゴチャつけるのはいかがかなと思います。今の制度も完全に理解できている利用者がどれくらいいるのかと思いますが、ここに複雑な制度が再度乗っかってくるのは好ましいことではないと思います。皆さんはどのようにお考えでしょうか?人それぞれ意見があるので新たな制度を享受する人にとっては魅力がありそうです。
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